2012年1月23日月曜日

ジェトロ MANILA

1/19 ジェトロマニラへ訪問しシニア投資アドバイザー 辻様より

ファイピンの経済状況と日本企業からの投資状況について情報提供していただきました。


辻さんのお話の冒頭にフィリピンを一言で「見捨てられた国」と表現されました。

理由として日本から見たイメージが悪すぎて進出予定リストにすら載らないことが多く投資が遅れている。実際に年間10人近くの日本人が殺害されている事

(ここ10年間は駐在員など一般人の犠牲者はないので普通に暮らすには安心との事)

最近は中国での生産が人件費増などの影響を受けているのでフィリピンにも多くのメーカーが来ている。(一人あたりのGDPは中国の半分 2000ドル程度)

サービス、小売りは物色されているが個人所得がまだ低いためにそれほど多くの企業は来ていないようです。

フィリピンに進出している企業の多くは、オフショア開発、BPO事業者であり 

 (BPOとは企業が自社の業務処理(ビジネスプロセス)の一部を、外部の業者にアウトソーシングすること。)

英語が公用語であることから英語で対応する必要のあるオフィス業務などのアウトソーシングを受ける企業が多いようです。

辻さんの感覚では現在のところ、人件費を抑えるための生産や開発は   〇

                    マーケットとしての市場はまだ少し早い  △

とのことです。

嬉しい情報としては日本企業は、他のアジアの国の企業に比べ労務規約などを守るため

求人を出した際に多くの人が集まるそうです。













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